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「ファシリテーション」に関する事業が始まったきっかけ・経緯

きっかけ・経緯

きっかけは、町について話し合う会議に参加している住民たちの【モヤモヤ感】でした。

・意見を出したけれど、どうなったっけ?

・結論ありき?意見しても変わらない?

・地域のために何かしたいけれど参加して何か変わる?

「​まちづくりについて話し合おう」という場や仕組み、制度は町にはあるけれど、【モヤモヤ感】を理由に思いのある人たちが諦め、離れていきそうになっていました。

そして実は議会もモヤモヤ(情報公開しているけれど届いている?)、役場職員もモヤモヤ(住民の本当の声を引き出せている?​)していました。

そのような中、打開策を探して出会ったのが、

・静岡県牧之原市の「市民ファシリテーター」の取り組み

・対話を大事にした「ファシリテーション講座」

・住民が対話を通じて地域やコミュニティの課題を解決していく社会の実現を目指すNPO法人きたのわでした。

2019年は「ファシリテーション元年」として、​住民・議員・行政・中間支援組織であるめむろ町民活動支援センター等の連携で話し合いの場に変化を起こし始めました。

ファシリテーション講座開催、そして受講生のプラットフォーム運営をとおし、対話ができる関係性を築き、自分たちらしい話し合いの方法で協力し合いながら、自分たちのまちのことを自分たちで決めていく・・・自治基本条例でうたわれている住民自治の具体化を目指し事業を進めています。

協働のまちづくり講座
「楽しい会議のつくり方~対話・ファシリテーションをまなぶ~」

講座について

世代・考え方が違ってもお互いを理解し合い、話したいことが話せる・・・そんな話し合いのコツを学ぶ講座として開催しました。

​まちの話し合いの場にファシリテーションの視点を持って参加したり、話し合いの場を作る人が増えることで、私たちが暮らしたい町をつくることを目指しています。

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講 師

宮本 奏さん

NPO法人きたのわ代表

内 容

◆対話の学び・実践

​対話・会議・議論の違い、ファシリテーションを学び、実践します。

◆会議の3つの役割・4つの段階の学び

会議の観察をとおして、合意形成の方法を学び、実践します。

​開催年度

2021年度、2022年度

次回は2024年度秋開催予定

​講座受講生による実践
※受講生交流の場として「市民ファシリテータープラットフォーム」を作り、定期的に学びの時間、交流の時間を作っています

実践

講座受講生有志による「めむろブルーハンカチプロジェクト」のページはこちら

受講生が学びの実践として、発達障がいをテーマにした談話会を開催(2022年)。終了後「発達障がいのある人もない人も、安心して暮らせる芽室になったらいいよね」という想いが生まれました。同じ想いの仲間が集まり、4月の発達障がい啓発週間にあわせて、発達障がいへの地域理解を深め、個人や地域が考える機会としてイベントを開催しました。

​学び、交流、さまざまな町の話し合いにおける実践のあゆみ

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